今期は追加融資を受けられた中小企業も沢山あると思います。 弊社も緊急用として確保しました。
借り入れを行なった時に検討する団体信用生命保険(以下団信)は融資を受けている方のみが加入できる制度で、その債務が残っているうちに死亡 もしくは所定の高度障がい状態に該当といった不測の事態に陥られた場合に、 保険金をもって債務弁済を行うものです。
つまり、死んだ時は借り入れゼロとなり、残されたご家族は安心できる制度となります。
ただ、団信も他で加入されている生命保険等も、会社の所得となります。 つまり、利益として課税対象となるわけです。 社長が亡くなって、借入はゼロになってもその期は大きな利益となり納税は仕方ありません。
では、この団信をどう活用するのが企業にとって良いのか。 検討すべきは、会社の固定費・総借入額・税率・役員借入金・株価評価と相続人などなど多岐にわたります。
また、社長が亡くなったら、会社はその後どうするのか？ 売るのか・続けるのか・たたむのか… これにより変わるわけです。
この機会に検討して頂いてはどうでしょうか？